歌舞伎「義経千本桜」より。
親狐の皮で作った鼓を打つ静御前を慕う佐藤忠信。
実は、子狐が化けた姿である。
静御前の切ない心情を狐忠信が訴える場面である。
歌舞伎「歌へすがへす余波大津絵」より。
藤の花の精が、娘の姿で現れ、夕暮れの鐘の音とともに消えていく。
藤の枝を片手に、黒塗りのかさを被って優雅に踊る。
日本舞踊としても有名な本題は、昔から人気が高かったといわれている。