歌舞伎「菅原伝授手習鑑」の三段目、 「車引」より松王丸と梅王丸を飾る。
藤原時平が吉田神社の参拝の折、 舎人として松王丸を供にしてやってくる。
松王丸の弟、梅王丸と桜丸はそれぞれの主人を 陥れた時平の牛車に襲い掛かるが、 舎人である兄・松王丸に妨げられる場面。 |
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「菅原伝授手習鑑」より。
苅屋姫は菅原道真の養女で、帝の弟である時世親王と恋仲である。
藤原時平はこの関係を利用し、菅原道真が時世親王を天皇にし、 義父として実権を握ろうとしているという謀反を捏造し、 道真を大宰府に左遷させてしまう。 |
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