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連獅子(れんじし)。

 

能舞台を模した松羽目物の大曲で、

獅子が我が子を断崖から突き落とす試練を取り上げた演目である。

 

舞台は天竺・清涼山。

 

狂言師の右近と左近が、獅子頭を持って現れ、

清涼山にかかる石橋の謂れや、清涼山の千尋の谷に巣食う獅子は

子を谷に突き落とし、登ってきた子獅子のみを育てるのだという物語を語る。

 

次に、この清涼山に、浄土宗の坊主と日蓮宗の門徒が登場。

 

文殊菩薩を求めて共に来たのだが、次第に異なる宗旨を巡って争ってしまう。

 

すると、恐ろしい物音と共に白毛の親獅子と赤毛の子獅子が登場し、

頭を振り回し、親子の「試練と情」を演じる、という物語である。

 

なお、この山車は、祭典運行後、

盛岡八幡宮境内の「盛岡山車資料館」に永久保存されております。

 

 

※平成23年(2011年)7月1日より、もりおか歴史文化館の

山車展示ホールにて「現代の山車」として展示されております。

 

もりおか歴史文化館の説明は、こちらへ。

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時は平安時代末期。

 

源氏の大将・源義朝の子ということで、幼い頃に母・常盤御前から

引き離され、鞍馬山にて成長させられた牛若丸は、やがて、

遮那王と名を変え、僧正ヶ谷に住む大天狗・僧正坊に出会い、

武術の指南を受ける。

 

烏天狗によって鍛えられた軽やかな身のこなしと人間離れした戦術は、

やがて武蔵坊弁慶を屈服させ、そして、平家を滅亡させる幾多の伝説へと

繋がっていくのであった。

 

この山車では、遮那王と小天狗が剣術の稽古をする様を再現している。

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