歌舞伎「春興鏡獅子」より。
江戸城大奥の大鏡曳きにおいて、腰元・弥生が舞を舞う羽目になってしまう。
最初は、恥らう弥生だったが、次第に踊りにのめりこんでゆく。 そして祭壇の獅子頭を持ったとき、その獅子頭が勝手に動き出した。 この獅子頭は、獅子の精を司るものだったのである。 獅子の精に憑依された弥生は、獅子そのものの姿になり踊り狂う。
本年度、演題に鏡獅子を据えた組は二組であるが、 こちらは鏡獅子が飛び跳ねて、踊り狂っている姿を飾るということで、 「跳ぶ姿の鏡獅子」は、盛岡山車史上初の試みであった。 |
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歌舞伎「春興鏡獅子」より。
江戸城大奥の大鏡曳きにおいて、腰元・弥生が舞を舞う羽目になってしまう。最初は、恥らう弥生だったが、次第に踊りにのめりこんでゆく。 そして祭壇の獅子頭を持ったとき、その獅子頭が勝手に動き出した。 この獅子頭は、獅子の精を司るものだったのである。
獅子の精に憑依された弥生は、獅子そのものの姿になり踊り狂う。 見返しは、憑依される前の弥生の場面を飾る。 |
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