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前九年の役に続く後三年の役で勝ち残り、

その後三代に渡り大栄華時代を築いた奥州藤原氏。

 

この山車では、後三年の役で奮戦する

初代・藤原清衡の姿を飾る。

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新歌舞伎十八番の一つに数えられる、

この「紅葉狩り」は、謡曲や能においても演じられている。

 

信濃国戸隠に紅葉狩りを楽しみに来ていた更科姫の一行がいた。

同時に、鹿狩りにやって来ていたのは平維茂。

この宴の模様を発見した維茂は、供の者に様子を見てくるように命ずる。

しかし、なかなか様子を見せない更科姫の一行に、

維茂は自ら近くを通り過ぎるふりをして、様子を見ようとする。

 

すると、従者の一人が維茂に声をかけ、

一緒に宴会に参加しないかと問う。

誘われるままに宴に参加した維茂だったが、

激しさを増す更科姫の舞に見とれながら、次第に意識を失う。

 

その晩、夢枕に山神が立ち、戸隠山で見た更科姫が

恐るべき鬼女であることを告げ、鬼女を討つべしと、

維茂に神剣「小烏丸」を授ける。

覚醒した維茂は、鬼女と対決。

激しい攻防の末に打ち倒したのであった。

この見返しでは、誘惑する更科姫の姿を飾る。

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