七福神の一人で、漁業の神とされる。
その由来は、人類創造の神であるイザナギ・イザナミの子、 蛭子命(ヒルコノミコト)であるとするものと、 大国主命(オオクニヌシノミコト)の子である事代主神(ことしろぬしがみ) であるとするもの等、諸説残る。
今日の恵比寿様の代名詞である「鯛釣り」の姿は、事代主神が天津神から 国を譲るよう要請された際に、釣りをしていたことに由来するとされ、 以降、この姿で伝承されてきたようである。
またその福々しい満面の笑みは、「えびす顔」と呼ばれ、現代では ほころぶような笑顔の代名詞として上げられるほどである。
山車では、えびす顔の恵比寿様が、大鯛を釣り上げる姿を飾る。
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歌舞伎舞踊の長唄の一つ。
元禄時代の上野山の花見の様子を舞台化したもので、 町奴や奴、町人、丹前武士、座頭等、たくさんの人々でにぎわう様子を 華やかに演出するものである。
本年の山車では、この踊り舞台から、遊女の舞姿を飾る。
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