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鳶職はかつて、町の自治集団、自警組織的な役割を担っていた。
主な職域としては、家屋の組み立ての一切、
解体の一切を行うことだが、この職域が火事の際には多いに役立ち、
云わゆる「町火消」に参加する多くの者が、
江戸時代、火事の際には、鳶口などの用具を用いて
延焼防止のため近隣の家屋を解体すること
その際に鳶職の技術が重宝されたため、
また、この町火消を兼任するということは、
盛岡でも、
繋がっていく
山車としては、本年6月の「六月大歌舞伎」で、病床から復帰した
十五代 片岡仁左衛門が「お祭り」にて粋でいなせな鳶頭を
演じたことにヒントを得て、6年ぶりの参加の本年、
この粋でいなせな鳶頭を飾った。
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